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2010年11月

まだまだ続く!!萩尾望都さん

 くどいかもしれませんが、またまた萩尾望都さんのまんがです。
 長編も素晴らしいのですが、真骨頂は、16頁読みきりと思うのですsign01

 その中でも、際立つのが『半神』
 たった16頁の間に、十数年の時間の経過と、主人公の心の動きと心の闇が書き込まれていて、この頁数にも関わらず、長編を読んだと思うくらい読み応えのあるものだと感じましたのconfident

半神 (小学館文庫)

買ったきっかけ:
一度手放した本の、買い直しです。同じものではありませんが・・・。

感想:
「これはなにかのトリックか 死んでいくのは自分じゃないか」憎いと思っていた妹と、不遇を感じていた自分の立場が変わろうとしている。
このときに湧いた感情が、憎しみと愛情の間で苦しむことになる最終頁の重みとなるのかなぁ・・・。

おすすめポイント:
小学館のこの文庫だと、同時収録の短編も、初期の頃の作品もあったり、ポップなトーンのお話があったりと、色々な萩尾望都さんが楽しめます。

半神 (小学館文庫)

著者:萩尾 望都

半神 (小学館文庫)

 この作品、劇団夢の遊眠社の野田秀樹さんが舞台公演したもので、ご存知の方も多いと思います。こちらは、こちらで、また良いのです~confident

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三度、萩尾望都さん

 『トーマの心臓』いや~、これも読書百遍の域に入りますです。
 久々に読みましたが、気持ちが色褪せてませんでした。ため息がでましゅ・・・。

トーマの心臓 (小学館文庫)

買ったきっかけ:
昔、手放した本の買いなおしです。

感想:
愛するって難しい。相手からの愛情を理解するって難しい。愛しているからできること。愛しているから分かりたくないこと。

おすすめポイント:
時代は古いけれど、現実世界の話・・・のはずなのですが、学校の寮という閉ざされた空間が、どこと無く異世界を感じさせてしまう。

トーマの心臓 (小学館文庫)

著者:萩尾 望都

トーマの心臓 (小学館文庫)

 もちろん、昔持っていたのとは違いますが、もう、贅沢は言いませんの。
 そして、やはり併せて読みたいのは『11月のギムナジウム』と『訪問者』です。
 どちらも結構ストーリーは厳しいものなのに、萩尾ワールドの魔法力絶大。濁り無く、透明なお話に感じます。

 この透明感、2次元の世界だからかと思っていたら、5年だったか6年だった前にテレビで放映された、STUDIO LIFE の舞台で、見事に具現化されていて、衝撃を受けました。
 2010年STUDIO LIFE 25周年記念公演は、私が見た時ものとはキャスティングが違うなぁ。と、検索してみれば、その事情はいろいろ分かりました。・・・うううcrying舞台、観たかったでしゅ・・・。全く、触手を伸ばしていなかったので、逃してしまったですの。

 私が観た舞台は、階段を使って一階と二階、上手と下手の4空間だけなのに。ユーリとオスカーの部屋から、駅やユーリの家にまで、自然に往来ができるなんて。
 それよりも、何よりも、原作のイメージがそのまま肉体を持って動いている、いる、いるですの。少なくとも、私の抱いていた原作に対する思いは、全く損なわれてはいませんでした。いやぁ、ユーリだユーリだ。オスカーだオスカーだ。エーリクだエーリクだ。うんうんhappy02

 

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ことはじめ

 雑誌のことはじめ。

 ようは、創刊号のことなのですが、幸運なことに、創刊号に回り逢うこと、しばしば。
 古くは、小学館の『コロコロコミック』に始まり、小学館の『ちゃお』、集英社の『ぶ~け』、徳間書店の『アニメージュ増刊 リュウ』、角川書店の『New Type』・・・・などなど。
 ・・・・ま、当時は、少数派のマニアックな雑誌だったかも。
 ちなみに、創刊ではないけれど『ガラスの仮面』の第一話も、偶然『花とゆめ』で読んでしまっております。

 当然のことながら、どれも手元には残っていません。
 と、思ったら、ありました、ありました。それほど古いものではありませんが、創刊号。その前段階の○○臨時増刊の頃から揃っており、そして、2004年の創刊から隔月で2006年の休刊になるまでの13号まで、全て揃っておりました。

 何だと思います?

 ・・・超マニアック~!!『日経Characters!』
 お父さんの読んでいる雑誌と、同じ名前がついているぞ。カッコイイ・・・(本紙のお便り欄に掲載されていた少年の台詞)って奴です。

20101123224038             2003年7月20日発行
             日経エンターテイメント! 7月号臨時増刊

20101123224004             2003年10月20日発行
             日経エンターテイメント! 10月号臨時増刊

20101123223926             2003年12月25日発行
             日経クリック 12月臨時増刊

 そしてこれが、ついに出たぁ!

20101123223846             2004年5月1日発行
             日経Charakters! 創刊号

 内容はと言えば、従来の青少年向けのアニメ雑誌とは、やはり趣を異にしていて、アニメーション作品の内容より、プロデュースの側面やら宣伝効果の側面やら、グッズにしろ、やたらと経済効果と関連させての切り口の特集があったりと、まあ、日経ですから大人の世界のアニメ雑誌だったです。
 隔月だったので、うっかり買い忘れてはならぬと、本屋さんに定期購読の予約までしたのに、なんとも、早々に休刊の知らせが入ってきましたcoldsweats01

 私は、結構好きだったんですけどね。

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ひきつづき、萩尾望都さん

 昨日に引き続き、萩尾望都さんのこと。

 またまた古くて恐縮です。1980年初版の本です。文・光瀬龍さん、画・萩尾望都さんですよぉ。これだけは、一緒に引越ししました。
 案の定、レビューには画像が無かったので、携帯電話カメラモード撮影です。写真下部の黒いものは、ブックスタンドの押さえの部分ですcoldsweats02

20101118221856_2                『宇宙叙事詩[上]』(早川書房)
                文・光瀬龍 画・萩尾望都

20101118221927                 『宇宙叙事詩[下]』(早川書房)
                文・光瀬龍 画・萩尾望都

 B5判で102ページ。すべて、見開きが一シーンの色を抑え気味のカラーイラストと、そのイラストに時間の流れのように埋め込まれている文章で、構成されています。

 絵も美しいのですが、お話も透明で美しく、短いお話それぞれに含んだ悲哀が、読後には大切な人に傍にいて欲しいような気持ちにさせます。
 私は、中でも『たそがれの楼蘭』という話が好きだなぁ。確か初版発行の年あたりは、楼蘭で美しく気品を湛えた女性のミイラが発見された年くらいでしたかしら。楼蘭のミイラの話題のほうが私には先で、とってもわくわくしながらニュースを見ました。
 私が持っているのは1981年3版発行のものです。そう、その楼蘭のミイラの話題がこれほど切なく透き通った恋物語に。光瀬さんの文章に吸い込まれてしまって、本当にあったお話のように錯覚してしまいました。

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後編を読むまでに8年かかった

 友達の家にあった雑誌『別冊少女コミック』で読んだのは、小学校5年生の時なのですが、ウラをとるために検索してみると、な、な、なんと、その雑誌は1975年9月号のことよ。では、雑誌の発行年とその雑誌を読むまでに、もうすでに数年タイムラグ。
 しかも、9月号一冊しかなく、その前後(この場合、前はどうでもよいのだ、後が重要)が無かったのです。

 いったい何の話かといえば・・・萩尾望都さんの『11人いる!』なのです。気になりつつも、やはり同級生女子達方向性の違いか、誰も知らず。大学生になって、大きい書店のある県庁所在地へ住まうようになってから、やっとこさ後編にありつけました。この間8年。
 いや~~~~~~~~、長かったぁthink

11人いる! (小学館文庫)

買ったきっかけ:
別冊少女コミックで前編だけ読んでしまって、続きを読みたかったのです。

感想:
10人のはずの受験者が、宇宙船に乗り込んでみると11人に。
宇宙船という閉鎖空間で、11人目によってか偶然か分からないが、次々とアクシデントが起こっていく。このときの人間の心理状態が、美しい絵と結構人間の本音っぽいところを衝いた台詞で描かれていて、それぞれの登場人物に感情移入してしまいました。
架空ではあるけれど、異民族間の文化の違いや考え方の違い、外見に関する相違をコミュニケーションで理性的に解決していく様子は、示唆にとんでいると思いました。

おすすめポイント:
最後まで11人目が分からず、ハラハラしますよぉ。

11人いる! (小学館文庫)

著者:萩尾 望都

11人いる! (小学館文庫)

自分が持っているのとは違うのですが、レビューにあるものでは値段的によさそうなのでご紹介。
 萩尾望都さんの作品も、先だってご紹介した竹宮恵子さんの作品同様、引越しで手放してしまったので、買い直しましたの。繰り返し読んでも、自分の気持ちが劣化しないのですよconfident
 そして、『ポーの一族』やら『トーマの心臓』やら『半身』やら・・・・結局、7、8年ほど前に再購入してしまいましたよsmile

 萩尾望都さんとの出会いは、実は、『百億の昼と千億の夜』萩尾望都さんによるコミック化作品のほうが先なのです。兄の仲人によります。
 とは言え、「小学生には難しいよ、話つかめない」と感じつつも、絵の美しさに魅了され、読書百篇義自ずから現るで繰り返し読みました。
 実はまだ原作(光瀬龍さん)の小説を読んでいないので、この機会に読んでみようかなぁ。

 

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なぜ、今、『ハンター×ハンター』・・・?(4)

 リベンジッsign03

 最終回の再放送は抜かりなく録画できました。バンザーイhappy02

 もう、いかにも次があるという終わり方でしたねぇ。
 みんな再会できてよかったにゃcatface←←こんな顔して生き物が出てきた。

 正直、この一話でそれなりのENDに行き着くのかと、心配しましたの。蜘蛛の団長とゾルディックじじ&ぱぱが対峙したのが、最終回の一話前のラストだったじゃないですか。普通の戦いものだったら、こんな大物対決の場合それなりの話数を割いたりしそうだったので。少々、ゾルディック家の方々ズルイですの、と言いつつも、裏世界のやり方なのねぇと大人拡大解釈。サクッと決着をつけて帰ってしまうあたり、感傷的でなくて気持ちいいなぁ。
 こうなると、ゴンの人情厚く割り切れないところが、際立ってきますのね。

 「ひのめ」?「緋の眼」?「火の眼」?音だけじゃわからないので平仮名書きで・・・その「ひのめ」が偽物だと知ったら、クラピカ怒髪天を衝きそうだなぁ。
 ヒソカとクラピカの関係も気になるし(ヒソカのことは個人的に結構気に入っているの)、もう、このまま、グリードアイランド編に突入ですのrock

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なぜ、今、『ハンター×ハンター』・・・?(3)

 o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!

 信じられない現象・・・・。
 今日は、『ハンター×ハンター』TVシリーズの最終回なのに、自分のせいなのか、機械のせいなのか分からねども・・・・録画できていなかったですのangry

 誰か念能力者が居たのかしら・・・shock 

 月曜日の朝の再放送でリベンジですdash

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慣れれば可愛くみえてきた

 出会ったときは、「微妙~・・・・」
 どこがどう納得いかないのか分からないが・・・、そして、どこがどう私観的に許せるのか分からないが・・・というキャラクターさん達がいるのです。

 幼い頃のそれは「忍者ハットリくん」で、ここで言うのはアニメーションのハットリくん。
   http://www.shin-ei-animation.jp/hattori/chara/index.html

 検索してみると、実写版もあったのかぁ・・・さすがに、こちらは知らなかったなぁ。
   http://www.geocities.jp/kindanhm/hatori-sryo.html

 表情が有るのか無いのかってところが、微妙なのかなぁ。
  当時、民放テレビ局2局の田舎では、すごく見たいと言うわけではないけれど、それしか見るものがなくて見てたで忍忍。ストーリー的に嫌味なところが無く、事件がめちゃくちゃに発展していくという程でなく、そこは忍者、ストイックな心持が見え隠れしていて、お付き合いしていくうちに「可愛い奴じゃん」という地位を獲得していったのでござる。忍忍。

 で、今のそれが軍曹。「ケロロ軍曹」であります。これも、アニメーションの軍曹であります。
   http://www.keroro.com/

 始めてあった時は、「な、なんじゃぁ~?微妙すぎるッ・・・。」でありましたが・・・。只の画像で見てしまったのがいけなかったでありますかぁ。アニメーションで動きがあって、声と言葉があってとなると、なかなか面白いじゃありませんか。こちらのほうの事件はめちゃくちゃに発展していくけれど、やっているのが宇宙から来た侵略者(つまり人間でない)というところが許せてしまうのであります。そんな中で、冬樹くんとの関係はホロッとしてしまうストーリーが多くプチ心汗でありますよぉ。
 小隊のメンバーもそれぞれパートナーの人間とよい関係があるようで、うん、「可愛い奴等じゃん。」でありますなぁ。

 で、大人になった今見ても、やっぱり可愛いと思えないキャラクターもいらっしゃいますが、それはほれ、個人の主観だからね。

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じわ~っと、嬉しかったりして・・・

 私が、まんがにうつつをぬかしていた頃。
 まんが雑誌に投稿していた頃を知っている。デビュー作も知っている。絵柄やストーリーが気に入って、以来、ご贔屓にしている。そんな方が、いまでも活躍しているのって嬉しいですよね~note

秘密(トップ・シークレット) 8 (ジェッツコミックス)

買ったきっかけ:
アニメーション見ました。

感想:
実際に有り得そうな事件と、人に情があるが故に、読後感が切なくなってしまうのです。

おすすめポイント:
薪さんが、とにかくカッコイイ!!

秘密(トップ・シークレット) 8 (ジェッツコミックス)

著者:清水 玲子

秘密(トップ・シークレット) 8 (ジェッツコミックス)

 なんだか、少し微妙な評価になってしまった。この評価の項目って難しいのよね・・・think
 「役立ち」って=実用的?
 「楽しい」って=notenote
 「感動」って=ドッド~~waveンで、うるうるshinecryingshine
って思うと、こんな感じになってしまった。本当は、ストーリーがとても面白いのだけれど。このレヴューでは、それが伝わりにくいかもです。

 で、清水玲子さん。私の「まんが&アニメ空白時代」に、何本も長編を描いてらっしゃって、この「空白」を埋めるのに苦労しておりまするぅ。

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ビバ!!古本屋さん!

 それは、本が手に入らなくなるなんて思いもよらない時のこと。引越しで、手放してしまったのよね~。相当量のまんがの単行本を。
 で、今更ながら読んでみたくなって、探しました、いろんな本屋さん。しか~し、見つからなぁぁぁい、と言いつつ3、4年が過ぎ。意外にも、一番近い古本屋さんにありましたshine

 FLビッグコミックス『私を月まで連れてって!』竹宮恵子(小学館)1巻~6巻

 と、ここで、いつもならレヴューをいれるのだけれど・・・思ったとおり、それも無いでした。
 まあ、そうですよね~、第1刷が昭和57年だものね~。おおっと、歳がバレるぜぃ( ̄◆ ̄;)
 竹宮恵子さんの本は、今現在、本屋さんでも古本屋さんでもネットでも、なんとなく入手困難感があるのだ。

20101110005912            携帯電話カメラモードで撮影しました

 竹宮恵子さん大好きで、『風と木の詩』『ファラオの墓』読みました。その他短編集読みました。『地球へ・・・』は、マンガ少年(?だったけか?・・・確か朝日ソノラマから出版されていて、手塚治虫さんが『火の鳥』とか連載してたり、二階堂 正宏さんが『兵隊さん物語』とか連載してた雑誌・・・)で連載されていた時にもしっかり読んでおります。その臨時増刊だったかなぁ、それで出ていた雑誌サイズの『地球へ・・・』も手放しちゃったし。
 『地球へ・・・』に関しては、数年前再度アニメ化されたときに、文庫本で購入。でも、やはりちょっと違うのですよね、私の読みたい『地球へ・・・』とは。という思いが拭いきれなかったのですが、『私を月まで連れてって!』は、そうそう、この表紙この表紙、このサイズこのサイズconfidentいいっすよ~heart04

 当時は、竹宮恵子さん、萩尾望都さん、ますむらひろしさん、高橋葉介さんなどすきでしたが、他の小学校高学年~中学生女子とは少々方向性が違ってたのは否めないぜぃ。

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なぜ、今、『ハンター×ハンター』・・・?(2)

 うひゃひゃひゃ~sign01やっぱりレオリオだったよぉcoldsweats01
 いきなり、念を習得してる状態でヨークシンシティに登場したから、反則だぜぃ、と思っていたら・・・。
 天だけで安心してたなんてhappy02

 ヒソカも活動開始だし、わくわくheart02
 ゴン、キルア、レオリオのお三人も旅団と繋がったし、昨日は、ウボォーとクラピカがホテルの一室で睨み合ったところで to be continued ・・・。

 結局、はまっているのか・・・私think

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確かに、私はイマジネイトできませんでしたが・・・・

 『精霊の守人』
 数年前、東京アニメフェアで、映像の美しさに心を鷲摑みされましたぁぁぁ・・・。で、放映前にと、急ぎ原作を読みました。

精霊の守り人 (偕成社ワンダーランド)

買ったきっかけ:
東京アニメフェアでのアニメーションの予告

感想:
ブログのほうに書きましたよぉ。

おすすめポイント:
とにかく、引き込まれますよぉ。

精霊の守り人 (偕成社ワンダーランド)

著者:上橋 菜穂子

精霊の守り人 (偕成社ワンダーランド)

 おもしろいshine 皆、心の背筋を伸ばして生きている。現実と運命を受け入れ、しかし、今できる最善のことをして、生きている。久々に、読書スピードの遅い自分にもどかしさを感じるほど、先へ先へと読み進みたかったです。
 作品中、聴きなれない物語固有の名詞が多いのですが、初めて読むものにもそれをストレスに感じさせない何かがありました。

 チャグム皇子のなんと魅力的なことか。タンダの言葉、バルサの言葉に、支えられ励まされしながら、きちんとそれに応えるように心の中の執われを切り離していく姿。「成長」と一言で済ますことなどできません。
 殊に、ラルンガから無事逃れ、ニュンガ・ロ・イムの卵を守りきった後、「たすかったんじゃない―――たすけられたんだ」強く感じるチャグム。皇太子として迎えられる自分のことを受け入れ、きっぱりと背筋を伸ばしてバルサやタンダと決別するチャグム。
 只々、心あらわれる思いでした。

 さてさて、アニメーションのほうですが、これがまた、秀逸。期待を裏切りませんでした。アニメオリジナルの部分も、何の違和感も感じられず、むしろ、チャグムの成長やバルサとの関わり、それぞれのキャラクターの性格付けを際立たせるものとなっていたように感じました。バルサには嫌な顔をされたけれど、「家族」というキーワードが頭をかすめてしました。
 美術のほうも、目を留めずにはいられない。切なくなるくらいの蒼穹の空、田んぼの水と生き物達。先住民ヤクーの村からは足るを知る暮らしが、町の店先からは活気が、鍛冶屋の仕事場からは職人の魂が。そして、宮からは人ならぬ人々の儀式的暮らしが。粛々と営まれる異質なものどうしの日常が伝わってきました。
 そして、営まれる日常の象徴が、食べるシーン。後に『バルサの食卓』なる本が出版されるほど。

バルサの食卓 (新潮文庫)

買ったきっかけ:
書店でみつけました。

感想:
やっほ〜!!作りたい、作りたい。食べてみたい、食べてみたい!!

おすすめポイント:
『精霊の守人』シリーズを読んでからのほうが、もっとたのしめましょう♪
料理ができる方で、バルサファン、タンダファンなら一度は作ってみようと思うに違いない。

バルサの食卓 (新潮文庫)

著者:上橋 菜穂子,チーム北海道

バルサの食卓 (新潮文庫)

 ふぅ~dash、・・・・すみません・・・このようなこと、世の中の人がもう既に語っていることばかり。でも、とにかく、私の思いを伝えたかったのです。
 お付き合いくださった皆様、ありがとうございました。

 でも、最後にちょっとだけ。
 確かに、私はイマジネイトできませんでしたが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それでよかったのか・・・・?

 

 ・・・・ラルンガ・・・・think

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ちは~やふ~る~・・・

 小学生の頃、学校のクラブ活動でやりました。百人一首。

 時々、人のよさそうなおじさんが来てくれて、夏休みには合宿までありました。
「あ、あの方は、あなたのお父さんだったですか!!」・・・と、高校で同じクラスになった子のお父さんが、そのおじさんで、ちゃんとした読手さんだったのです。
 当時は、かるた界の存在など露とも知らず・・・、読手の有資格に読んでいただいていたとは、なんと幸せな小学校クラブ活動時代!!

 そこで『ちはやふる』
 久々に、わくわくしましたぁ。少女マンガ(ですよね確か・・・?)色恋よりもかるた、かるた、かるた・・・決して、スポコンのように泥臭くないけれど確かに汗をかいている。「勝負に負ける」ということが、彼らの日常に普通に存在しているのも好感がもてました。これは個人的な感想ですが、決して負けない描かれ方って納得いかないのですよねぇ。最近は、そんなこともないのでしょうけど。

ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)

買ったきっかけ:
実は、本屋さんの試読用の冊子です。

感想:
スポーツではないのに、さわやかな汗を感じます。

おすすめポイント:
 人間関係が、ドロドロしていないのできもちいいです。
 主人公の天然っぷりも、なかなかのものです。
 おまけの4コママンガも、ちょっと楽しみ。

ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)

著者:末次 由紀

ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)

 小学校の頃使っていた百人一首は、今も手元にあるのですが、一緒にやってくれる人がいないのは、淋しいですね。
 なので、『ちはやふる』出場のみなさま、なんだか我が子を見守るお母さんの気持ちで応援しております。

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おきあがりますよ~

 『屍鬼』、夏に続いて視聴しております。これまた、書籍の方は読んでないので先が全く分からず、毎回楽しみに視聴しているのです。
 ・・・・が、・・・・最重要人物?と思っていたなつの君も死んでしまいましたの。端役の村人の合い間で、とおるちゃんとか、えっ、いいのぉ?と思うような人までが、おきあがりの牙にかけられて行くのですが・・・。ここいらで、思い切って原作を読むべきか否か。少々、せっかちモードになってしまいました。

 実はこれ、原作が小野不由美さんというのに魅かれて、見始めましたの。小野さんの小説との出会いは『十二国記』シリーズ。といっても、NHKのアニメーション放映の方が先の出会いで、更に言うなら、本編ではなく、2時間位の特集番組で。
 この特集番組を見た時点で、原作を購入しに行きましたの。素晴らしいshineこの緻密な世界観。麒麟と王の心の通い合いが、繊細なまでに表現されていますの。
 その他主要な登場人物達、互いに絡み合って向上していく(現状と自分を受け入れていく力をつけていくといいますか・・・)様も好いのです。この部分、無条件お助けキャラがいて、なんとなく幸運に恵まれて話が良い方向に進んでいくという、安っぽさが微塵も無いですね。登場人物それぞれが、何かしら欠けている部分をもって苦しんでおり、それを補ってくれるもの(人)が世の中にはある。それが故に、強い繋がりとなっていく。アニメーションの方は、余計なものを付加しすぎた感があるなぁ・・・。
 山田章博氏のイラストも素晴らしいですよねぇ。美しいですshineshine何度読み返したことか。

 下にレヴューしたのが、シリーズの最初なのかしら?シリーズ主要部分だけでなく、小さな隙間のお話も、なかなか心に響きます。
 アニメ化されなかった話ですが、個人的には『図南の翼』が好きかなぁ。表には出てこない人々(王や仙、普通に町や村で暮らしている人々でない人々)や、妖魔にまできっちりと役割があるのですよね。妖魔、なんとなく出てくる怪物とは訳が違う。

月の影 影の海〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート

買ったきっかけ:
アニメーションの番組宣伝。

感想:
世界観が緻密。登場人物ひとりひとりのキャラクターが丁寧に描写されていて、それぞれのキャラクターに好感が持てた。

おすすめポイント:
じんわり〜と心にしみて、やる気がでてくる。

月の影 影の海〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート

著者:小野 不由美

月の影 影の海〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート

 おっと、いかんいかん。『屍鬼』の話でした、おきあがりますよ~。
 きっと、放映の期間から言って、半ば過ぎといったところか。うむぅ・・・。このままアニメーションで楽しんだ後に、原作を読んでみることにしましょっかな。

 小野不由美さんの作品、『十二国記』以外は「本格ホラー」って書かれてあるのですよねぇ。なので、他の作品は、読みたいけれど読んでないのです。・・・怖いかなぁ、恐いかなぁ・・・crying
 

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なぜ、今、『ハンター×ハンター』・・・?

 うん、なんとなく、娘と『ハンター×ハンター』をアニマックスで視聴しております。原作のマンガは読んでないのです。すっごく好きという訳ではないのですが、なんとなく続きが気になって、毎回視聴してしまっています。

 主人公って、ゴンなんですよね、確か。なんだか、周りのキャラクターが結構濃い人達ばかりなもので、時々忘れてしまいそうになります。

 今、ヨークシンシティにみんなが集合して、幻影旅団関係の人やらクラピカの雇い主関係のひとやら、急に登場人物が増えちゃって名前を覚えるのにあたふたしているところ。
 アニメーションではゴンとキルアやクラピカは、念を習得するに到るエピソードが描かれていたのですが、レオリオが念を習得済みでヨークシンシティに登場したのは、少々反則感があったりして。

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